分子栄養学という栄養療法の考え方を最初は本やインターネット、勉強会で学んでいました。
その考え方は「必要な栄養が足りていないのでサプリメントで補いましょう!」という”栄養療法1.0”と言われる
”単純に栄養を追加する”
という考え方でしたので導入は簡単で、その方法でメンタル系の疾患や難病に効果を上げている高名な医師のやり方を真似しておいましたが、人間はそんな単純では無い事が次第に見えてきました。
そこで他の栄養療法は無いのか?と色々と調べていると、健康保険を使わない(使えない為)20年来、自費治療だけでおこなっている医師が実践されている栄養療法に出会いました、それが分子栄養学実践講座でした。
その勉強会に参加すると”栄養療法2.0”という考え方で、”単純に栄養(サプリメント)を追加する”とはかけ離れたもので衝撃を受けました。
”栄養療法1.0”では身体に顕れている症状は意識する事なく不足している栄養を摂りましょうですが、”栄養療法2.0”では、
症状は結果として顕れているだけで深追いせずに、それを出している根本原因を探し、それを治療していく、治療方法も順番があるのでそれに乗っ取っていきます。
この中の治療の1つとしてサプリメントを使います。(下図参照)
”栄養療法2.0”は、かなりの内容ですので理解し自分の中に腹落ちするまで大変でした、毎月日曜日に2回10時から16時30分までの講義・症例検討会への参加、月に2回水曜日に補講を19:30から22:30まで受講。
2年間毎月参加してやっと腹落ちしてきました。
インターネットで「分子栄養学」等で検索するとおこなわれている殆どが”栄養療法1.0”のものです、
”栄養療法2.0”は、もともと医師が医療としておこなわれているものですので、サプリメントを追加するだけとは違う内容のものとなっています。
根本原因による症状の出現と体内での反応
→症状に対して薬や施術だけでは改善は難しいのでそれを出している原因や炎症等と体内のシステムを改善する事が必要
治療する順番のピラミッド
→改善する方法も順番があります、デトックスは有効ですが身体が弱っている方にいきないおこなうと逆にダメージとなってしまいます