どんな人生にも意味がある3

院長です。
フランクル「夜と霧」のNHkテレビのテキストの内容の続きです。

前回は「どんな人生にも意味がある」という内容でしたが、
自分の人生を見るけていくのはそう簡単なことではないので、
自分の人生に与えられている意味と使命を見るけるための
手がかりとして、フランクルは「3つの価値」を示しました。

今回は自分の人生の意味を見つけていくための「3つの価値」
についてお話します。

3つの価値とは、「創造価値」、「体験価値」、「態度価値」です。

 

 まず始めに、「創造価値」とは、
「創造活動」や「仕事」を通して実現される価値のことで、
会社員がプロジェクトを遂行したり、学生が論文を書いたり、
主婦が料理を作ったりする事によって実現される価値が
「創造価値」です。

「創造価値」の実現には職業の内容は重要ではなく、
「自分に与えられた仕事にどれだけ最善を尽くしているか」
だけが重要なのです。

「今の仕事にやりがいが感じられません」 「どんな仕事が自分に向いているか分かりません」

自分にあった仕事はいくら頭で考えても
分かるものではありません。
いま、与えられている仕事に全力で取り組んでいるうちに、
後で振り返るとそれが「天職」であった事が分かったりします。

 

私達はともすれば
「何かもっと他に自分の個性を素晴らしくしてくれる仕事」
があるのでわないかと考えがちですが、
目の前のことを夢中でやって、自分の仕事を全うすることで、
「創造価値」が実現されるのです。

まずは、目の前の仕事を夢中でやってみる。
そうしないといつか出会えるはずの「天職」と
巡り会える機会は永遠にやってこないでしょう。

 

次の「体験価値」は、次回に、、、

NHKテレビテキスト2012年8月 「100分de名著」より